歯というのは１cm 未満の大きさで、その中の虫歯や神経などを取り除く必要があります。しかし、肉眼で病変を確認するには限界があり、歯科医師の経験と勘に頼る治療は、その後のトラブルや再治療に繋がってしまうことも少なくはありません。

マイクロスコープにより肉眼では把握しにくい小さな虫歯、歯のひび（クラック）、根管まで「鮮明」に状態の確認やミリ単位の調整が可能です。その結果、治療前の診査・診断の精度の向上、削る部位を最小限に抑えた治療、治療後の再発・再治療のリスク軽減に繋がります。

通常、歯科治療の説明は口腔内写真やレントゲンのみで、患者様ご自身が治療内容のイメージがつきにくいことが多いです。
当院では専用の記録システムを用いて実際にマイクロスコープで拡大した歯の状態や治療の様子を写真や動画で記録し、患者様にわかりやすく説明することを心がけていますので、治療内容の理解を深めたうえで安心して受診いただけます。